【日刊ゲンダイ】小久保監督のヘボ采配で優勝を逃したと辛辣な批判にもファンが納得
2016/11/11
侍ジャパンの劇的な負け方が心に残ってしまった世界野球プレミア12ですが、メディアの批判も手厳しいものがあります。
普通に勝てる試合だったのでファンも怒り、ファンの声に後押しされたメディアも強烈な批判ができる状況にあるのかもしれません。
各メディアが小久保監督の采配に疑問を投げかける中、日刊ゲンダイの記事があまりにもファン心理を率直に述べているので、そこまで言えるメディアもあるのかと驚いて、不謹慎ながら笑ってしまいました。
それはこの記事になります。
継投ミスで韓国に逆転負けの侍J “本当の敗因”を評論家指摘
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/169984
筆者はこの記事の中の最後でこう締めくくっています。
日本球界のトップ選手を集め、至上命令とされた今大会の「初代王者」獲得は、監督のヘボ采配で泡と消えてしまった。
この記事なんですがyahooにも上がっていましたが、侍ジャパンの準決勝の負けっぷりについてファンからの批判は相当激しいものがあります。
私はこの記事を軽く読み流していたのですが、コメントの中から監督のヘボ采配で負けたと言ってるのも納得だと発言している人もいました。
そんな事まで記事に書いてるの?と思ってよくよく記事を見てみると、本当に監督のヘボ采配と書いてあったので、少し驚きとメディアがそこまで書くのかと不謹慎ながら笑ってしまった次第です。
8回までほぼパーフェクトな試合であり3点差9回なら普通に勝てる試合であったので、ファンの怒りも当然だと思います。
ファンの中からの指摘もありましたが、やはり国内リーグ、日本シリーズなどで経験と実績を積んだ人が代表監督になるべきだと私は考えます。
これは小久保監督が選考された段階から疑問視される事ではあったのですが、今回のショックな惨敗で改めて監督としての実績の大切さを感じました。
もちろん実績のある監督だから必ず勝てる保証はないですが、優勝できる確率は高くなる事でしょう。
しかし代表監督のリスクの高さから、実績のある監督が代表監督をやりたがらない問題点もあります。かなりの重責ですから当然ではあります。
それと同時に上層部にとって都合の悪い人は個人の意欲があっても代表監督には選ばれないという疑問点もあります。例に上げるなら野村克也氏などです。
こうなると代表監督になる事にもっとメリットがないと実績のある監督を連れてくる事ができないのかもしれません
サッカーでは代表監督は億単位の給料がもらえますが、優勝できるなら野球でもそれくらいの報酬を用意したいものです。
予算的に無理だという声もあるようですが、重要な試合では満員になる試合場、視聴率の高さから考えると無理な話なのだろうか。
代表監督を決める上層部の都合についてはよく分からないところです。
サッカーの日本代表監督であれば割りとやりたがる人も見かけるのだが、この差はなんなんだろうと考えてしまいます。
やはりサッカー日本代表の監督は報酬が高いのだろうか?
何にしてもWBCや今回のプレミア12で国民がかなり盛り上がる事を考えると、野球人気維持のためには世界大会での活躍は重要であると思います。
もしWBCなどの国際大会がなければ、今頃サッカーに完全に人気を奪われている可能性はあったかと思います。
韓国ではオリンピックで優勝した事やWBCでの好成績のおかげなのか野球人気が高いと聞きます。やはり国際大会での活躍は競技人気を高める事なるのです。
日本もWBCで二連覇という快挙の成績を残しています。近年の野球人気維持に大きく貢献しているのではないでしょうか。
そうなると世界大会で勝つ事はやはり重要であるのです。選手は一流を集める事はもちろんですが、監督も勝てる一流の人を呼ぶ必要はあると考えます。
このまま小久保監督がWBCまで続けることになるのかもしれませんし、今回の経験が生きてWBC優勝に繋がる可能性がないわけではありません。
しかし確実にベストな成績を残すには、実績と経験のある人を代表監督にする事が大切ではあると考えます。
何百試合と重ねる国内リーグでの監督経験は、勝つ方法を知る場、監督としての能力を見極められる場になっていると考えます。
上層部の内部でゴタゴタせずに、実績のある人が監督をやってもらえる体制作りをして欲しいものだと思います。多くの国民が野球に期待していますよ。