フィンランドにベーシックインカムが導入されると、どんな社会になるのか気になる
外国でベーシックインカムが導入されるかもという話題は聞いた事があるのですが、フィンランドの事だったようですね。
フィンランドでベーシックインカムが導入される方向で最終調整に入ったようです。
国民全員に非課税で1カ月800ユーロ(約11万円)ですから大きな金額ですね。家族が3人いると33万円という事になるんですよ。
ベーシックインカムにかかる予算は522億ユーロ(約7兆円)になるそうで、フィンランドにしてみれば大きな予算になるのかな?
でも他の複雑化した社会福祉もベーシックインカムにまとめられるという話です。年金とかもまとめられるということなんでしょうかね?
あとは気になるのが医療費などですが、保険がきくならベーシックインカムだけで生活ができそうな感じもします。
病気にかかってない人は当然医療費もかかりませんしね。フィンランドって医療費は無料なんだろうか?その辺はよく知りません。
それにしてもベーシックインカムなんて絵空事で導入する国なんてあるのかな?と思っていたのですが、現実的に導入される国がありそうなんて驚きました。
ヨーロッパというか北欧の国は社会福祉が充実しているイメージだったのですが、先進的な試みが行われる国があるもんなんですね。
最近行われたフィンランドの世論調査では国民の69%がベーシックインカムの導入に賛成しているとの事ですから、これほぼ確実に導入される事になるのかな?という感じです。
2016年11月までに最終決定がされベーシックインカムがフィンランドに導入するのか決まるそうです。どうなるのか個人的には気になります。
こういった先進的な事は日本ではまず起こらない政治ではあるので羨ましくもありますね。
ベーシックインカムが導入されたら、先に事を心配せずに生きられますし、余ったお金は消費にまわせそうで景気もよくなったりするのかな?
元々稼いでるセレブ層は稼ぐ事をやめないでしょうし、収入は変わらないだろうと予測できます。彼らは労働によって報酬を得るというわけではないですからね。
労働者の層どうなるんでしょうね?独り身だと11万程度なら収入が落ちてしまいますし、そのまま働き収入を維持する人も多いのかもと予測します。
収入の多い労働者にしてみれば11万という数字はそんなに大きな数字はではないでしょうから、労働をやめるという事もないのかもしれません。
日本で言うアルバイトやパートなんかの層になる人は無理しては働らかなくてもいいようになるわけですから、いわゆる単純労働者であれば仕事をやめる人も多くなるのだろうか?
ベーシックインカムを導入した国がどのような事になっていくのかは気になるとこです。ヨーロッパでは他にもベーシックインカムが導入される国があるかもしれないとの事ですよ。
ベーシックインカムが海外でいい影響があると分かったとしたら、日本でも導入しようかという雰囲気になるのかもしれません。
とは言っても日本の政治は先進的な事はなかなかやらないので早くて10年、20年はかかるんでしょうけどね。