田中将大、マー君の復活登板!今のところ順調に怪我から回復
ヤンキースの田中将大投手が肘の故障から復活して先発登板となりました。
マー君はメジャーリーグに移籍してから、すごい勢いで勝ち星を重ねていて私も注目していました。
これは最多勝やサイヤング賞の受賞も可能性あるんじゃないの?と思わせるようなピッチング内容でしたね。故障する前で12勝もしていたし、並の投手ならばこれだけで十分な勝ち星にもなります。
そんな彼が突然の故障となりました。しかも肘を痛めて、この手の故障ならよくあるトミー・ジョーンズ手術をすることになるんじゃないのかと噂される怪我ではありました。
それが注射で肘を回復させる方法により、復帰を目指すという方向を目指す事になったようでした。
これにはアメリカの各メディアも早く手術させて1年半後の復帰を目指せというような論調が多かったようには感じます。
この手の肘の故障で手術なしに注射での治療を行うのは珍しいようではあります。日本人投手の中にもかつてこの治療を受けたメジャーリーガーがいたようです。
それが斎藤隆投手でした。この注射で直す方法はうまくいくかどうかはよく分からないとは言われれるものです。田中将大投手は医師からの判断で手術しなくても大丈夫と言われ、注射による治療を行ったようです。
それがうまくいくかどうかですが、それでも順調に回復したのか?それともテスト登板なのか?今期中の復活登板となりました。
これには各メディアやファンたちも懐疑的ではあったようです。ファンの中には登板させず休ませろとの意見が多数みられました。これは当然といえば当然です。
何しろヤンキースの今季は今後あまり期待できない状態ではあるからです。特に打線がファンの批判対象にはなっているようですね。かなりの数の外野手を補強したのに、結局イチローが出場している機会も多いようですし。
イチローが元気な姿を見せて試合に出場している姿を見るのは日本人としては嬉しいものではあるんですけども、現地のファンとしてはあれだけ補強しながらイマイチの打線には苛立ちも多いでしょう。
話はソレますがイチローはなかなかよい活躍を今季は見せていると思います。40歳を過ぎた年齢にも関わらず、打率もそこそこの高打率、守備も安定しています。
絶頂期よりもかなりパフォーマンスは落ちてはいるのでしょうけども、それでも並の一流選手並の力を発揮しているところは凄いです。彼が何歳まで活躍するのかも気になるところです。
さてマー君の復帰登板は75日ぶりのメジャーリーグのマウンドとなったわけです。75日ですから2ヶ月半くらいですね。肘の怪我からの復帰としてはかなりスピード回復という印象です。
怪我をした時には、もっと長くかかるんじゃないかな?と思わせる印象でしたが、今季中の復帰とはそんなに大きな怪我にならなくてよかったのかな?という感想です。
内容は本拠地で5回1/3を5安打1失点4奪三振無四球という事のようでした。そしてしっかり勝ち星も上げて今季13勝目という事になります。ルーキーにしては十分な勝ち星ではあるんですよね。
ただ、すでにエース級と認められている存在ではあるので、本来なら20勝ちは固いなと思うと、地元メディアや現地メディアも怪我がなければなあと思う事ではあるでしょう。
復帰登板では急速も150キロはでたようです。田中将大投手にしては遅いスピードではあるんですけども、彼は155とかは普通に出せるピッチャーではありますから。
それでも復帰後初の陶板としては150キロもでれば上出来なのかもしれません。今後スピードもどんな感じになっていくのかは気になる所です。
結局今のところ肘にメスをいれたわけではないので、このままま順調に回復を続けるならば肘を痛める前と同じような球速に戻っていってもおかしくはないだろうと思います。
復帰に関しで現地ファンの反応を海外反応ブログなどでチェックしてみると、好投した田中将大選手に対して安堵感を持っているようでした。投げさせるには早いと思っていたファンもしっかり直してきていると安心感が出ている様子です。
ヤンキースのジラルディ監督はもう一回田中将大投手が登板する機会をもうけるつもりのようですね。今日の登板がよければそのつもりであるとの見解がメディアで記事になっていました。
もう一回田中将大投手が登板して、どんな投球をみせてくれるのか?というところは気になるところです。このまま順調に投げてくれればなと思っています。
それにしても、肘を壊した原因が何にあるのかは気になるとこです。中休みが少ないメジャーの状況が影響しているという事もあるでしょうけども、メジャーの状況に合わせて故障しないピッチングをしないとどうしようもないでしょう。
負担のかからないフォームにも着手しているらしいとの田中将大投手ではあるのですが、一般的に肘に負担のかかると言われるスプリットを少なくするなどの対処もあるのかどうか?という事も気になるところではあります。
今後の田中将大投手には注目し続けたいですね。