なでしこジャパンとベトナムの試合で強豪チームのサポーターの気持ちが分かった
なでしこジャパンはワールドカップで優勝し世界一になりました。これは日本人の多くの方が知っている事だと思います。
今は次のワールドカップの予選を兼ねたアジアカップで対戦中ですね。この前は苦しい試合ながらもオーストラリアに引き分けたので、ほっとした感じでした。
オーストラリアはアジアではトップクラスではあるんでしょうけども、世界王者になれるというチームでもなさそうなので、苦戦した感はありました。
終始日本が押していた感はあったんですけどね。隙をつかれて得点されたというイメージでした。大儀見選手が入ってからは日本のペースになっていました。
大儀見選手は海外でプレイしているだけあって優秀な選手なんですね。彼女が入ってから明らかにチームの調子がよくなりました。
そして、今回はベトナム戦となったわけです。ベトナムは世界ランク28位だそうです。28位と聞くとそこそこなのかな?思ってしまうんですが、女子サッカーはまだまだ競争が激しいというわけでもないのかな?
日本はと言いますと3位だそうです。上におそらくアメリカ、ドイツあたりがいるんじゃないでしょうか。なでしこジャパンは現在は世界の強豪の1つになります。
そんななでしこジャパンとベトナムとの試合でしたが、ベトナムは守りに入っていましたね。前半はなかなか点数が取れませんでした。
やはり力の差がある事は確かなのでしょう。でも、守られるとなかなか点数は取れない状況にはなります。
この状況を見て思ったことは、何かに似てるなという事です。
それは日本の男子サッカーが強豪と戦う時にやっていた戦い方と似ているという事です。日本代表がブラジルと当たったりした時には、完全にこのような状況になっていました。
初めてワールドカップに出場した時には、アルゼンチン、クロアチアあたりと当たりましたが、守ってカウンター狙いの戦いでした。
女子サッカーを見ていると逆のパターンになるので、強豪チームのサポーターが男子日本代表をどう見ているのかを感じる事ができます。
なでしこジャパンがベトナムと大戦する場合、まさかベトナムに負けるわけがないだろうという気持ちはありました。
しかし、序盤守られていると、これ大丈夫かね?という気持ちにはなります。圧倒的に押してはいるんですけども、まさかのカウンターくらうんじゃない?という気持ちにはなります。
よく守っているベトナムに対して、ベトナムも結構やるもんだなという気持ちになりました。
前半1点が入ると、やっと入ったかという思います。でも、まだまだ油断はできないぞ。という気持ちです。
しかし、後半はどんどん差がでてきて大差がつきました。4点差なので、過去のベトナムに比べればかなり上達しているようですね。以前は7点差でした。
でも、まだまだなでしことは差があるなという印象です。ファンの目からしても実力の差がでたなという思いになります。
男子の日本代表が守って、惜しい試合をやっていた時は相手チームのサポーターはこんなこんな気持になっていたんでしょうね。
最近の男子日本代表は世界の中堅クラスなら真正面からぶつかって勝つ事もできるようになっています。
しかし、トップクラスのチームと真正面からぶつかると玉砕しているイメージです。ブラジルあたりだとそうですね。スペインともやった事があったでしょうか?
守って惜しいと思われる試合をやってた時代よりも成長してるとは思うのですが、もう一歩強豪中の強豪とガチでぶつかって勝てるチームへの進化を期待したいところではあります。
強豪チームのサポーターが見る相手への意識という事はなでしこジャパンの試合を見ていると気持ちが分かるかもしれません。