親日トルコとの友好映画「海難1890」が12月5日(土)に公開される
2015/11/27
みなさんトルコが親日なのはご存知でしょうか?
割りと有名な話なのかもしれませんが、国民のどれくらいが認識しているのかはよく分かりません。
テレビでもトルコがなぜ親日なのかを特集した番組はあります。それを見て知っている方もいるでしょう。
さらに親日トルコの事をネットで検索すれば詳しい内容がよく分かってきます。
ネットが普及した時代ではあるので、知ろうと思えばいくらでも知る事は可能です。
ただ、きっかけがないと子供達などは知る機会がないのかもしれませんね。
近年ではトルコの親日がよく知られるようになったおかげなのか、総理大臣がトルコに訪問したりとトルコとの交流も多く生まれています。
その中でトルコが親日になったきっかけの1890年のエルトゥールル号遭難事件を映画化したのが「海難1890」です。
映画の内容はさらに1985年トルコ航空機による日本人の救出まで語っているようです。
この映画は日本・トルコ合作映画となっており、トルコの俳優さんも出演されています。
2013年に安倍首相がトルコを訪問した際に2015年までくらいに日本とトルコの友情を映画化したいと語っていたのが実現化されたとい事になるでしょう。
安倍首相の当時の様子などは検索すると動画サイトで見つける事もできますよ。そんな経緯でできた映画なので安倍首相も推奨、バックアップしてる映画になると言えるでしょう。
親日トルコのことについて、最近は交流があったりするのかな?って調べていたら、この映画が今年の初めあたりからクランクアップし撮影が開始され、夏頃に完成していたようです。
そして公開は2015年の12月5日という事になっています。後1ヶ月くらいなのですぐですね。この映画が作られていたとははっきり知らなかったので、そうだったんだと驚いている次第です。
ネット上のコメントなどは見ていると、トルコでももちろん公開されるとの事で、トルコでは11月に公開となっていると噂です。公式の発表ではないのではっきりとは知りません。
エルトゥールル号遭難の事件についていは、日本ではもともと知らない人が多かったのですが、トルコでは教科書に載っている事もあったらしいので、あちらの方が盛り上がりがあるのかな?と気になる所ではあります。
トルコでは11月、日本では12月の公開になるようですが、多くの方に見て頂くといいですね。
両国の友情がテーマになっているので子供達にも是非見て欲しいと思える映画ではないでしょうか。
映画のトレイラーも公開されているので紹介してみます。
海難1890 ダイジェスト特別映像PART2
海難1890は日本・トルコ友好125周年記念の映画となっています。
125周年なのでエルトゥールル号遭難事件はかなり昔の事になりますが、両国の友情関係が長く続いているという事になります。
エルトゥールル号遭難の現場となった串本町では5年毎に式典などが行われています。
120周年記念の時もトルコと日本の友好行事やイベントなどがあったな~と個人的には記憶しています。
今後も130週年、135周年と両国の友好関係は続いていくのでしょう。こういった友好関係はずっと続いて欲しいですね。
映画の内容はトレイラー映像からも分かる通り、エルトゥールル号遭難事件から始まった両国の友好関係をテーマにしています。
1890年に当時のオスマン帝国の軍艦エルトゥールル号が現在の和歌山県串本町沖にある海上で遭難し、それを日本人が必死に助けたという出来事がありました。
そして1985年にイランに取り残され窮地に陥った日本人を危険を顧みず助けてたのがトルコ航空機です。
95年も前の出来事を覚えていて日本人を救出したという事になるのです。
日本人にしてみれば昔の事は記憶に薄れていて、なぜトルコの方が日本人を助けてくれたの?という状態ではあったかと思います。
近年になって両国同士の友好関係が再認識され、エルトゥールル号遭難事件のことも日本人の中に再認識されるようになっていると言えるでしょう。
そんな日本とトルコの友好関係をテーマにしたのがこの海難1890ではあります。