トランプ氏がアメリカ大統領に当確、クリントン氏を推していたメディアの歪みを感じた
2016/11/11
ドナルド・トランプ氏がアメリカの大統領に当確したようです。
これはある意味驚きでした。
つい先日までは日本のメディアも接戦ではあるけどヒラリー氏が有利だと報道していたからです。
でてくる統計をみると常に若干ヒラリー氏が有利であるかのような資料ばかり。
日本のメディアはあちらのメディアの報告を鵜呑みにして、そのまま報道という事ではあったのでしょう。
当然、我々日本人はほとんどの人が英語が堪能ではないため、トランプ人気を肌で感じる事ができません。
メディアの報道をそのまま信じる事になってします。
何にしても当然日本人にはアメリカ大統領を選ぶ選挙権はないですから関係のない話ではあります。
ただ状況としてヒラリー氏の方が有利なのかな?なんて思っていた人も多いはず。
たぶんヒラリーでしょ?と思っていたら、トランプ氏勝利で驚きになったのです。
そして改めて思ったのはメディアの印象操作がいかに激しいのかという事です。
今回のトランプ氏当選確実の状況を見て、これは日本でもアメリカでも同じ状況なんだなと感じてしまいました。
日本でもメディアにとって都合の悪い事は報道しません。隠すか彼らにとって都合のよい報道の仕方をします。
ネットで一般国民が発言できるようになったので、メディアと国民の意見のズレを感じる事はしばしばあるのです。
海外の反応ブログでもトランプ氏が当選した事を話題にしていました。
そしてアメリカの国民だと思いますけど、このような発言をしている事が印象的です。
・今回の件は国民がメディアにも愛想を尽かしてたってことの証明だよ。
メディアはヒラリー・クリントンを大統領にしたかったようだけど、俺達はそういうくだらないメディアには惑わされなかったってことだ。・メディアはヒラリー・クリントンを大統領に推してたけど無駄な努力に終わったな。
俺達はメディアの嘘に騙されるような人間ばかりじゃなかったってことだよ。
アメリカメディアがトランプ氏を避けクリントン氏を当選させたがっていたという事になるのかもしれません。
つまりメディアは事実を報道するのではなく、自分たちの希望的観測を報道していたと判断できます。
クリントン有利と報道しておけば、アメリカ国民の感情や意見にも影響でてくるはずです。
これは世論の操作です。
もし英語が堪能であれば、アメリカのSNSやコミュニティサイトでトランプ氏の人気を肌で感じる事ができたのかもしれません。
これは日本でも同じ状況はありまして、大手メディアが出したがる方向性とネット上の意見や本音にズレがある事はしばしばあるのです。
ネット上に意見をしてる人は特殊な人であるのか?と言いますと、そうではないです。
日本に関して言えば随分前からネット普及率は90%を超えています。
ここ近年であれば、ネット普及率はもっと高いはずです。
メディアは自分たちの希望的観測がネット上の国民の意見とズレがあれば、ネットの中の人と特殊人間扱いしたがります。
しかしネットは一般の国民が使っているものであり、ネットとリアルは連動していると考えるのが妥当であるでしょう。
私たちの身の回り、街を歩いても公共の交通機関を使っても、一般の方がスマホでネット接続している光景を当たり前に目撃するはずです。
ネットで意見している人は特殊な人ではなく、一般人だと分かる証明です。
特に日本のテレビ局は限りある電波であるため、公正中立な報道を法律によって求められています。
しかし公正中立であるのかは疑問です。
今回のアメリカ大統領選を見て、日本にしてもアメリカにしても改めてメディアには問題があると感じた次第です。