校外学習の小1児童が熱中症で死亡 暑すぎるのに外に出さなくても?対処もまずかったかな
愛知県の豊田市で小学校1年の児童が校外学習で外に連れていかれて、熱中症で死亡したとの事です。
昨日の豊田市の気温を調べてみると25~36度であったようですね。
校外学習は午前10時過ぎから1年生110人程が参加して、虫取りや遊具で遊んだあとに11時半ごろに学校に帰ったようです。
豊田市は午前9時に30度を超えてたという話なので、学校に帰ってくる頃にはその日の最高気温に近いんじゃないだろうか?
中には体調不良になる子がいてもおかしくはないわけで、どう考えても学校の不手際かなと思ってしまいます。
犠牲になった児童は公園に行く際に前を歩いていた児童から遅れて「疲れた」と言っていたらしく、担任が手を引いて歩いてたという話。
帰りも疲れたと言っていたらしいですよ。
小学校1年生の子が熱中症の事について深く知っているわけでもないだろうから、自分の体調の変化を訴える事もできなかったのかな。
大人にしてみれば、この子は怠惰なだけだと判断したのかもしれない。
察しが良い大人なら遅れて歩く児童に体調が悪いんじゃないかと気づく人もいるかもしれない。
熱中症について知ってる大人なら自分の体調の変化に気づいて、こら暑いからやばいぞとどこか日陰やコンビニなどに退避するかもしれないなとは思います。
しかし集団行動で縛られてる子供は、自分の命が危険になった時に自由に行動する事はできません。
東日本大震災での大川小学校でも各自の判断で避難できなかったために大勢が犠牲になりました。
熱中症で亡くなった学校の校長は課外学習を中止していればと悔やんでいるようではあります。
ただ児童を助ける機会はいくらでもあったわけで、臨機応変に対応できない教師にももどかしさは感じます。
こんだけ暑ければ、当然熱中症の心配もあるわけで、遅れて歩く子供の体調が悪いんじゃないか?と気づければそこで何かができたとは思うんです。
その子だけ1人教師がついて涼しい場所に退避させるとかね。
回りからは好き放題には言えるのですが、学校教師もなかなか大変な仕事ではあると思うので現場判断は難しんだろうけどね。
校長が自ら言ってる通り校外学習を中止にするのが一番安全だったかもしれません。
しかし全国的に暑くて外には出たくないですよね。
暑くて外にでたくなくても集団行動にしばられてると自由はないんだよなぁと思う。