Soweeb!

wordpressに最適な格安レンタルサーバーはどれか?負荷や転送量を考え快適に運用できるものを探す

      2015/03/15

最近レンタルサーバーの移転を考えている私ではあるんですが、理由としては負荷が高くなっているために、このままずっと同じサーバーでは辛くなってくるのではないかと思うからです。

できれば安いレンタルサーバーがいいですね。必要な条件としては負荷に耐えられ転送量が多いところがいいです。

機能面に関してはwordpressをインストールできればいいという事にはなるので、phpが使える、データベースが使えるといった条件が必要になります。

凄く激安な月額100円台か200円台のレンタルサーバーはphpやデータベースが使えないことがあるで注意は必要なんです。激安だからと言って飛びついたらwordpressがインストールできなかったなんて事になります。

私が考えるwordpressの運用に必要な条件を簡単に説明しながら、よさそうなレンタルサーバーなんかも紹介してみます。

wordpressを快適に運用するための条件

高負荷に耐えられるか?

みなさんはwordpressでブログを運営する場合、もちろんアクセスアップを考えているはずです。いい記事を書いて注目を浴びブログのアクセスをどんどん増やしたいものですね。

しかし、それと伴いどうしても避けられないのがサーバーの負荷です。wordpressはphpで動的にページを表示させるために、どうしてもアクセスが増えればそれに伴いサーバーに負荷がかかるのです。

アクセスが増え高負荷になるとアクセスが制限され503エラーなどが頻発するようになるわけです。じゃどうしたらいいのか?というと結局、金を出すか出さないかの問題です。

より高負荷に耐えられるプランへの移動になります。同じ業者でもよりよいプランに移行すれば高負荷に耐えられるという事にはなっていきます。共用サーバーなら高額プランの方が共用する人数も少なくなるからです。

静的にhtmlのファイルでサイトを運営するなら、こういった高負荷の問題に悩まされる事は少ないのですが、wordpressを使うなら仕方のない事ではあります。

プラグインを減らしたり、高負荷対策のプラグインを入れたとしても、結局はサーバーを金を出してよりよいものに変えるしかありません。

転送量制限を考慮する

転送量は特に大きな画像などを使うブログなどでは問題になってくるでしょう。高負荷とはまた違う問題になります。多くのレンタルサーバーでは転送量について表立って表示されてる事は少ないです。

以前は転送量は無制限と言いながら、実は規定の転送量を超えると追加料金が発生するところが多くありました。大量のトラフィックで転送量が多くなり、気がついたら追加料金を別途請求なんては話は聞いた事があります。

最近はそういったレンタルサーバーがあるのかはよく知りませんが、転送量に関してはよくよく調べておく方がいいです。最大転送量が多いレンタルサーバーを選び、最大転送量を越えても追加料金が発生しないレンタルサーバーを選びたいところです。

最大転送量を超えて運用し続けるとサーバーによってはアクセスの制限処置がされることがあります。ですので最大転送量が多いレンタルサーバーを選ぶ事は必要になって来ます。

高負荷と転送量は別の問題ではあります。転送量は規定範囲に収まっていてもwordpressの高負荷によって制限がされる事もあります。逆に高負荷でなくても転送量で制限がされる事があります。

例えば画像を多く使うフラッシュゲームを公開しているサイトなどでは転送量の問題がよくあります。

wordpressでブログを運用する場合も、見栄えがいいので大きな画像を大量に使うという方も多くいる事でしょう。そうなると転送量も多くなるのです。

wordpressによる高負荷と画像などを大量に使うことによる転送量の問題を考えレンタルサーバーを選ぶ方がよいという事になるかと思います。

転送量や負荷を考えて格安のレンタルサーバーを選ぶならどれがいい?

さて、いよいよ本題にはなるんですが、上に書いた通りwordpressの高負荷を考え、画像などによる転送量のことも考え、且つ格安でレンタルサーバーを借りるならどれがいいでしょう。

ここでは私がよさそうだなと思うレンタルサーバーを激選して紹介してみます。

エックスサーバーは定番だがやはり魅力的だと感じる

エックスサーバーは高機能で快適に使えるサーバーという事でネット上でもおすすめする人も多いです。

現在この記事を書いている時点で、エックスサーバーの転送量を調べてみるとX10という一番低価格なプランで70GB/日となっています。各プランの転送量の目安は以下の通りです。最新の情報はエックスサーバーの公式サイトで調べるようにしてください。

X10 X20 X30
70GB/日 90GB/日 100GB/日

転送量という基準ではこの数値はなかなかよいと考えられます。そして高機能であり、価格も一番安いプランで1000円位という事で人気になっているかと思います。

wordpressのアクセス増加による高負荷にはどれくらい耐えられるのか?という事はなかなか図りづらいものがあるのですが、X10でもそこそこアクセスの多いサイトでも問題なく運用出来てるとの評判があるので、私としては転送量が多く、比較的高負荷にも耐えられそうという印象は持っています。

格安とは言っても1000円以上するプランではありますから、500円のサーバーなどよりは確実に高負荷に耐えられるだろうとは判断できそうです。

もちろん負荷に耐えられるかどうかはサーバーのスペックと共用人数の問題にはなってきますから、より高いプランを選べば高負荷の対策にはなるはずです。
エックスサーバー

さくらインターネットも転送量には魅力を感じる

さくらインターネットも有名なレンタルサーバーです。特に転送量の面を考えると魅力的なレンタルサーバーの1つです。

さくらインターネットのこの記事を書いてる時点での転送量の目安は以下の通りです。最新の情報については公式サイトで調べるようにしてください。

ライト 40GB/日
スタンダード 80GB/日
プレミアム 120GB/日
ビジネス 160GB/日
ビジネスプロ 200GB/日

ライトプランに関してはwordpressがインストールできないプランになってるかと思います。

ですのでwordpressを使うならスタンダードプランからになるかと思います。このスタンダードプランですが、この記事を書いてる時点では月額515円と安い価格です。

スタンダードプランも転送量もかなりあるので、そこが魅力的ではあるのですが、503エラーの制限の問題でXサーバーに移転したというようなネット上の書き込みもよくあります。

結局これは動的に動くwordpressの負荷の問題かと思います。500円のプランではエックスサーバーよりも負荷に耐えられないという事になるのでしょう。

高負荷になった場合は上位プランに移行という事を考えるべきなんでしょうね。私の場合もスタンダードプランではおそらくなかなか厳しくなってくるのかもしれません。

さくらインターネットの場合はスタンダードの上のプレミアムが現在1543円となっています。これも最新情報はサイトで確認してください。

アクセスが全くない状況から使うなら500円くらいにしては転送量が多いさくらのスタンダードプランもいいかと思います。

ただ1000円くらいなら出せるよという方はエックスサーバーでwordpressを始めるのもよいかと思います。

レンタルサーバーを借りる場合は初期費用も取られたりするので、それを考えるなら最初からエックスサーバーというのもいいかもしれません。

ABLENETは転送量では魅力的なレンタルサーバー

ABLENETは転送量を考えるならかなり魅力的なサーバーです。なぜなら転送量無制限になっているからです。本当の意味の無制限です。追加料金が発生するようなことがなく無制限となっています。

ABLENETはフラッシュゲームなどを運営する多量に転送量を必要とするサイトでも使えるレンタルサーバーになるかと思います。

ABLENETは低額プランであっても転送量は無制限というのがかなり魅力的ではあります。

しかし高負荷ということになると、低額プランでは耐えられないのかもしれません。wordpressは動的に動作するのでアクセスが多くなれば必然的に高負荷になります。

転送量の事は基本的にABLENETはあまり考えなくてもよいが、高負荷の問題を考えるとABLENETにおいてもより高額なプランを選ぶ必要性はあるかと思います。

ABLENETはwordpressを使うという条件では1000円を切るくらいのプランからになるようです。データベースを使えるのはこのプランからになるようです。

ABLENETはレンタルサーバーの口コミサイトでは上位には来ています。エックスサーバーもかなり上位の人気ではありますけどね。

ABLENETはコンソール画面が使いにくいというような事も聞きますし、そういった事でエックスサーバーに移転したという人も見かけました。

ほとんどのプランで独自ドメインを利用したサブドメインが使えないとの表記があったり、マルチドメインの数には制限があったりと機能の面の柔軟さではエックスサーバーが使いやすそうだとは感じます。

まとめと感想

転送量と高負荷という事を考えてレンタルサーバーの移転などを考えている私ではありますが、今のところエックスサーバー、ABLENETあたりには興味があります。さくらインターネットも転送量が多くて基本はいいサーバーかもしれません。

ネット上の評判を見るとエックスサーバーを推す声も多かったりはします。エックスサーバーってほんとにいいのかな?と考えて調べてみると、転送量という事でかなり優秀、機能面も充実という事で納得できます。

wordpressの高負荷を考えると結局は自分のサイトのアクセス数に合せた高額プランを選択する必要があるのですが、エックスサーバーの場合は1000円くらいという選択で今の高負荷問題を解決でき、使いやすさもよさそうなサーバーではあります。

ブログ初心者がレンタルサーバー選びをするにしても、独自ドメインやサブドメインも使えて、当分の間は高負荷や転送量の問題も考えなくてよいエックスサーバーはやはりいい選択になるかと思いました。

エックスサーバーが評判がいいけど他にいいサーバーはないかなと探していたわけですが、結局エックサーバーはいいなとは感じてしまいますね。

ABLENETの1000円切るプランもwordpressを使う人にはよさそうではあります。ただ、使いやすさという意味ではエックスサーバーが初心者にもいいのかなと思います。

 - web製作