筋トレすればハゲる、AGAになるは嘘である理由
2019/07/30
筋トレするとAGAでハゲると聞いて心配していた高校生がネット上にいました。
人から聞いた話ではあるのでしょう。
だから筋トレしてハゲないか心配している様子です。
思春期にはありそうな、人から聞いた噂話で過度に心配してしまう事ではあるのでしょう。
確かに人から筋トレしたらハゲるなんて聞くと心配になる気持ちも分からなくもありません。
しかし筋トレしている人がみんなハゲているでしょうか?
そうではないですね。
AGAは5αリダクターゼによって男性ホルモンのテストステロンがジヒドロテストステロンに変換される事で引き起こされます。
ジヒドロテストステロンが抜け毛の原因になるのです。
じゃ筋トレすると男性ホルモンの分泌が活発になってみんなハゲてしまうんじゃないか?
と考える人がいるのかもしれません。
しかし、これは大きな間違いであります。
AGAになるかどうかは遺伝的要素が大きいと考えらています。
つまりはAGAになりにくい人は筋トレしてもハゲないのです。
5αリダクターゼの分泌量は個人によって差があるようです。
となると5αリダクターゼによって男性ホルモンのテストステロンがジヒドロテストステロンに変換されやすい人と、
そうではない人がいるわけなんですね。
これが遺伝的な差になるようです。
という事はAGAになりにくい体質の人は筋トレしてもハゲないという事になるかと思われます。
実際に筋トレやウェイトトレーニングをしてもハゲない人はハゲないのですから証明されている事ではないでしょうか。
ただしAGAになりやすい体質の人は筋トレが薄毛を促進してしまうという事はありえるかもしれないという話はあります。
こういう方は様子を見ながら筋トレをした方がよいのかもしれません。
この辺の事情は絶対的に正しいのはよく分からないところです。
現在ではAGAによる脱毛を抑えるプロペシアやザガーロなどの薬があります。
大人であれば病院で処方してもらう事は可能であります。
未成年の場合は基本的にプロペシアやザガーロは使えないようです。
でも、高校生くらいでAGAになっている人ってほとんど見かけませんね。
筆者が高校生の時に、AGAで禿げてる同級生なんて見た事ありませんよ。
みんな部活で筋トレはやっていましたが、ハゲてる人はいませんでした。
という事で高校生がAGAの心配をするのは早すぎるんじゃないかな?と思います。
大人向けにAGAのコマーシャルが流れてクリニックに行く事をすすめているかと思います。
ああいったコマーシャルが若年層にも影響して、高校生がAGAを心配するような事態になっているのじゃないかと考えられます。
なんにしても基本的に未成年はAGAの治療を受ける事はできません。
保護者の許可があれば、受診は可能にはなるようですけどね。
少し話はそれてはしまいましたが、大人であっても筋トレすれば必ずAGAになる、ハゲるという事はないです。
遺伝的にAGAになりやすい人とそうでない人がいるからです。
AGAになりやすい体質の人は筋トレの影響を考慮する必要もあるかもしれません。
プロペシアやザガーロを服用しながら筋トレやウェイトトレーニングをやっている方もいるようですよ。
この記事では筋トレすればハゲる、AGAになるというような噂話が正しいのかどうかを考察してみました。
AGAになるかどうかは遺伝的要素が大きいと言われています。
ですから筋トレしてもハゲない人はハゲないので心配する必要はありません。
変な噂話を真に受けないで、正しい知識を持つ方がよいでしょう。